マタニティブラとショーツの次に購入を検討するのが「妊婦帯」。以下の内容をご覧いただき、購入の際の参考にしていただければ幸いです。できれば、試着の上で購入したほうが良いよ~。
あれば便利なアイテム
世界を見渡してみれば、妊婦帯をするのは日本くらいのようです。昔は必須アイテムのように言われていましたが、その考え方も時代とともに変化していくのが世の常。戌の日の安産祈願に使用するという風習は変わらないものの、妊婦帯を使わない人もいらっしゃいます。使うことによって効用を得られるなら、着けてみることをお勧めします。でも、着けないからと言って何か障りがあるわけではありません。夏は蒸れやすくて皮膚への影響が心配だし、暑くてしんどい場合もあります。つわりが辛いこともありますし、着用して不快に感じるなら、着用は控えましょう。
着用の目的
妊婦帯を着用するのはなぜなのか。その目的の主なものは以下の通り。
お腹を冷えから守る
妊娠期間は長く、季節をまたぎます。冬場はもちろんですが、夏場のクーラーの冷え過ぎ対策に!自宅、会社、電車など、冷えすぎ注意な場所はたくさんあります。妊婦でなくても冷えると頭痛や倦怠感、腰痛などのトラブルが出ます。妊婦さんは大切な命を育んでいる最中なのですから、より注意して欲しいと思います。
大きくなるお腹を支え、背中や腰への負担を軽減する
お腹が大きく重くなってくると、どうしても背中や腰に負担がかかります。重心が前に移動してバランスを取ろうとすると、無意識のうちに後ろにのけぞったような姿勢になりますよね。これが腰痛や背中の痛みの原因になります。このトラブルを少しでも軽減するために、妊婦帯でしっかりお腹を支えましょう。実際、腰痛が気になるという方が試着をされた際、痛みが軽減したのでそのまま着けてお帰りになることがあります。
妊婦帯の種類
では、妊婦帯はどうやって選ぶのが良いのでしょうか?その種類と特徴を見て行きましょう。
さらしタイプ
これぞ”ザ・妊婦帯”と言うような、昔からあるタイプです。反物になっていて、サイズは大体 幅33~34cm、長さ10mで販売されていることが多いです。なので2本分となります。5mで裁断して縫い代始末をし、使いましょう。ただ、巻くのにコツが必要です。現代ではあまり需要がないようですね。
メリットとしては、人によって違うお腹の形にフィットするよう、自分で調節しながら巻けます。また双子ちゃんの場合はお腹も大きくなるので、後述のタイプでは合うサイズがないこともあるのですが、その点さらしは、ちょうど良い長さにできます。
デメリットは、慣れない内は巻くのが面倒(笑)巻きやすいように工夫されたさらしタイプもありますが、動いているうちにズレたり、崩れたりすることがあります。気持ち良いフィット感を得られるまでには、巻く練習が必要かもしれないです・・・。乾きやすいのは良いけど、干すのもちょっと手間かな?約5mありますからね(^^;
腹巻タイプ
読んで字のごとく、腹巻のように筒型なっています。スポンと履くだけ。トイレも楽。後述のガードルタイプやベルトタイプと比較して、支える力はソフトで、妊娠初期から臨月まで使えます。商品によっては補助ベルトが付いていて、もう少ししっかり支えたいな~という時に活躍します。
この補助ベルト、内蔵タイプと外付けタイプがあります。
・内臓タイプ・・・下腹部からサイドにかけて、生地を重ねて補強した造りになっています。
・外付けタイプ・・・腹巻タイプの本体とは別に、面ファスナー着脱式のベルトが付いています。
内臓タイプはいちいちベルトの着脱をする必要がなく、簡単に履けて手間いらず。楽ちんです。一方の外付けタイプは本体の上から着けますが、自分で心地良いと思える位置に調節できる点がおすすめです。支える力も、内蔵タイプよりはしっかりしています。お好みで選ぶか、両方用意して使い分けるのも良いですね。
また、お腹をすっぽり包めるように縦の長さが結構あり、裾は股下までくるので、パンツを履くと股がモコモコもたつきます。普段の装いや会社の制服などがパンツの方は、そこがちょっと辛い所。
さてさて、妊娠中期~後期になると腹巻タイプでは物足りなくなってきます。そうなったらガードルタイプ・ベルトタイプの出番ですが、お家でのんびりしたい時や就寝時など、しっかり支えなくてもソフトで良い場合は腹巻タイプでOK。洗い替えも含めて2~3枚用意すると良いですね。
ガードルタイプ
妊娠中期~後期が得意なガードルタイプ。支える力もしっかりしているし、パンツスタイルでも股下がもたつかずスッキリきれい。着用することでお腹が安定し、動きやすいというメリットもあります。勤めている妊婦さんは、ガードルタイプがおすすめです。最近は直履きOKな商品も出てきて、種類も豊富になりました。ただ、デメリットも。着用するのにちょっと時間がかかるのと、トイレが少々面倒、妊娠前にガードルを着用する習慣のない場合は、抵抗がある人も。一度試着してみて、「これを日中、ずっと着けていられるかな・・・」と考えてみましょう。着用とトイレは、慣れで何とかなります♪
こちらにも補助ベルトがあり、内蔵タイプは腹巻タイプと同様、下腹部から布を重ねて補強してあります。それ以外では、下腹部はほんの一部を縫い付けてあるけどサイドがフリーで、面ファスナーによって本体後ろに留めるものが多いです。他にも、検診に便利なように前部分がオープンするタイプや、腰痛対策で腰部分に芯が入っているものなどがあります。
ベルトタイプ
このベルトタイプも長さや幅、形状など、さまざまです。商品によっては産後も使えます。
腹巻タイプ、ガードルタイプに比べると体を覆う面積が少ないので、真夏は蒸れにくくて良いかもしれませんね。妊娠初期・中期のあまりお腹が大きくない時期は、ゆとりがあり過ぎてガバガバなので、そんなに活躍するものではないです・・・。
しかし、後期になれば大活躍!着脱も簡単ですし、自分に丁度良い支え具合に調節しやすいのでお勧めです。
安産祈願には包装なしで持参
昔は、安産祈願と言えばさらしタイプでした。しかも神社によっては、その神社で用意したものしか受け付けません!と言う事もありましたが、今は、”普段使う妊婦帯を持参すればOK” というところが多いです。しかし念のため、事前に確認することをお勧めします。
ちなみに、過剰な包装は邪魔になるだけなので、いっそ無包装で持参するのも良いですよ。ご祈祷の時にパッケージから出して、「寿」などの文字を入れてもらうので、結局、包装資材はゴミになります(確か3~4か所くらい聞きましたが、いずれも包装無用と言われました)。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。皆さまのお買い物の一助になれば幸いです。
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