自分以外の誰かのために

自炊している皆さんは、献立をどのように決めているのかなあ。

私は料理番組、料理本、YouTubeがメイン。見たレシピ全部を作りたいわけではなく、実際に作りたいと思うものは一部なんだよね・・・。あとは両親がよく作ってくれたものとか。スーパーの総菜で美味しいものに出会えても、よほどでなければそれを再現しようとは思わないし~。考えるのめんどくさい(笑) 今ほどネットが普及していなかった時代は、調理実習のテキスト、すてきな奥さん、レタスクラブ、オレンジページや朝日新聞の日曜版には、大変お世話になりました。便利な時代になりましたね。

仕事をしている身なので毎日そうそうガッツリ料理できず、休みの日に作り置きをして、仕事の日はチンして食べます。今の上司になってから、2~3日出勤して休みというパターンが多く、作り置きの量が3日分ほどになるので楽です。腹八分目~七分目にして、食べ過ぎなければOK。

父の生前は、父が食べられるものじゃないとダメだったので、自分が食べたいかどうかは二の次でした。今は食べたいものを作れますが、もう家族のことを思って料理することがないわけですよ・・・これは寂しくて、けっこう堪えます。

誰かのために、それは家族、友人、恋人だったりするわけですが、喜んでもらえることを願って作る料理は楽しいけど、自分の空腹を満たすための料理はね・・・。でも父のために作っても、次第に食が細くなり、あまり手を付けてくれなくなると、それもかなり寂しくてメンタルやられます。ああ、暗くなってしまった。こんな感じで気持ちが沈んだり、ふと前向きなることがあったりと、浮き沈みを繰り返しながら何とか生きています。周りの人々に支えられて・・・ありがたいことです。特に仕事仲間には、メンタル面で助けられました。同世代と一回りくらい先輩が多いので、自身の健康問題や親の介護についての知識も得られるし、何より、私のしんどさを理解してもらえるのでとても救われたのです。

仕事仲間と言えば、コロナ前は、手作りお菓子を差し入れすることが度々ありました。今はこのご時世ですから自粛中。いやそれ以前に、父の認知症、引越、介護などの修羅場だったんだよぉ~!介護離職するかの瀬戸際だったので、どう頑張ってもお菓子作りなんて不可能でした。無理無理、やってられない。

一応、道具は捨てずに持っています。いつかまた、楽しくお菓子作りができるかもしれないので、捨てることができないのです。未練なのかなあ。でも諦めたくない。
ちなみに、パウンドケーキ、ビスコッティ、ガトーショコラ、レアチーズケーキが十八番です。作りたいし食べたいっ!最初は何度も失敗しましたねえ。ビスコッティはともかく、パウンドケーキもガトーショコラも、奥が深いのです。レシピを見漁り、まず初めに「お菓子名、失敗、原因」というキーワードで検索し、やったらダメなことを調べて失敗を回避していました。それでもうまくいかないこともありましたが。ガトーショコラは材料費もかかるので、そうそう何度も作ることはできず、毎回「うまくいくかな~」とドキドキしていましたね~(^^;

また作りたいな。料理もお菓子作りも、自分以外の誰かのために楽しめますように。

 

それじゃ、またね~♪

自己紹介
この記事を書いた人

ピアノ、洋菓子作り、漫画・アニメが趣味だった戌年生まれの独身です。愛知県在住で、育児用品を扱う仕事をしています。平社員なので生活はギリギリですが、ゆる~く節約しつつ、ストレスをためない生活を心掛けています。父親が無年金・無収入・無資産・認知症だったため、なかなかの修羅場を経験しました。今は平穏ですが、墓じまいのための資金を貯めているところです。

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