タイトルに見覚えのある方はレアです(笑) 「ピアノとわたし」とは、今はもうないビクター音楽教室の教本ですから、昭和ですね。子供の頃だけピアノ教室に通ったもののリタイア。でも音楽は好きで、大人になってから再開した人も多いのではないでしょうか。
今日は、名古屋市にある宗次ホールで、川口成彦さんのピアノリサイタルが開催されました。モダンピアノではなく、フォルテピアノの演奏会。川口さんの演奏を堪能するのは初めてではありませんが、聴くたびに魅力マシマシで、とっても心が満たされます。今日の内容はホールに足を運んだ人々だけの宝物なので、秘密。ですが、これだけは言わせて!アンコールのショパンの夜想曲は、今までに聞いたことがない、超絶素晴らしい演奏だったよ~感激!アレンジが泣けるほど素敵で。それまでの演奏も最高だったのに、最後の夜想曲に全部持って行かれた感が~♪

プレイエル
私は4歳の時にピアノ教室に通うようになりましたが、自分から希望した覚えはありません。親に言われるがまま、始めたと思います。その後14歳まで続けましたが、高校受験を理由にやめて、ホッとしました。ピアノ、あんまり好きではなくなっていたのです(中学3年間、合唱コンクールでは伴奏を担当していたので、歌う側になったことはありません。音痴だから良いのですけど、イヤイヤ引き受けていました。大人になってから聞きましたが、クラス決めの際、ピアノが弾ける生徒を各クラス1~2名入れるようにしていたそうです)。
最初の先生は、温和で優しく、レッスンが苦ではありませんでした。勉強して、色々とできることが増えるのは楽しかったです。聴音も好きでしたね~。
しか~し、先生が嫁ぐことに!そして新しい先生がやって来たのですが、熱血指導の若い先生。趣味程度に気楽にやっていた私には熱すぎた・・・のですが、なんと、数回のレッスン後、交通事故で入院されたのです。で、3人目の先生となったのですが、合わなかった。もうほんと「合わなかった」としか言いようがない。ピアノが嫌いになりつつあり、常に「やめたいけどどうしよう・・・」と思っていました。先生が嫌い、練習も嫌いでは上達するわけもなく、ますますレッスンが苦痛に。通知表の音楽の成績、必ず聞かれていたなあ・・・。結局、10年も続けた割にはツェルニー30番の寸前までしか進めませんでした。出来の悪い生徒だったでしょうねぇ。
何十年かのブランクを経て独学で再開してみたものの、諸事情によりピアノと別れることに(私のへっぽこ演奏に付き合ってくれたビクターのアップライト、家屋取り壊しとともに破壊されました)。でも聴くのは好きで、ショパン国際コンクールや世界中のピアニストの演奏を、YouTubeで視聴しています。
1~2ヵ月に1回くらい、グランドピアノのレッスンルームをレンタルして弾くことがありますが、こんな調子ではちっとも進歩しません。毎日15分でもいいから続けるのが大切なのは、身に沁みて分かっています。いつか、コンパクトサイズの電子ピアノが買えたら良いなあ~と夢を抱いております。さて、どうなることやら。
それじゃ、またね~♪
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